白夜

せかいがいちばんただしいとおもう生き方

もし明日が当たり前なら

社会人になって、自分との約束事が出来た。

朝はふりかけをかけた白米とお味噌汁
家事は土日にまとめてする
出来るだけ湯船に浸かる
疲れててもごみは捨てる
自分を損なわない
深く意味を考えすぎない
出来るだけ好意的にとらえる

本当はもっと緩くて、でももっとたくさんあるんだと思う。

平日のサイクルを壊さないことや、土日は好きなように過ごすこと。
自分の良いと思ったものにはお金を惜しまないこと、
でも未来は見据えてご利用は計画的に。

一番に据えたのは、きちんと楽に生きること。
夜に考えることはろくでもないと知ったし、不安のほとんどは思い過ごし。
好きなものを好きなだけ楽しんで、それを損なわないために義務も果たして、
自分は少し手を抜きすぎるくらいがちょうどいい。

学生だった頃みたいに奥底まで考えて、悩んで、張りつめていたら
きっとこのまま何もできなくなってしまうな、と
社会人になってからようやく理解した。

大切なひとを大切にしたいから、思いたいから、
そのためにまず自分を顧みるなどしようと思う。

とまあ丁寧に過ごしてる風を装ってるけど、
四連休はほとんど寝て過ごしたし、他の時間はゲーム三昧。
後悔はないからいいのだけれど。

彼のことがあって、少しだけ、報道を遠くに置いた。
ドラマやアニメは見るけど、彼についての報道は一切見なかった。
どうして、とか思いもするけれど、一番苦しかったのは彼だから、
彼がどうか安らかに過ごしていることを願うだけにした。

夢見たようには生きられないけど、
せめて落ちてしまわないように生きていきたい。
大切なひとたちがわたしを大切にしてくれていることを、
無駄にはしたくないし、大事にしたい。

そんなこんなで七月がもうすぐ終わる。
梅雨も明けないし台風も来ないし、
それでも花火はあがるし虹はかかる。
七月が終われば当たり前に八月が来て、
そうして私もひとつ年をとります。

思っていたよりまだずっと子供だけど、
もう二十三になるんだな、はやいなあ。