白夜

せかいがいちばんただしいとおもう生き方

memento mori

かなしいときにトモシビを聴く
けれど誰の名前を呼べばいいかわからなくて余計にかなしくなってしまう

ぼろぼろに泣いて、でも泣き止めなくて、目がいたい

どうしてとか考えちゃいけないことなんだと思う。 きっとどうしてとかじゃなく、全部わたしだからなんだよ

彼女に彼氏ができそうって、なんで人伝なんだろう。来週実家に帰ることも、なんで人伝なの。わたしって特別じゃなかったんだな、ただ、ただの友達で
彼女が女子高出身だからってなんで期待したわけ。あの2日間に戻りたい、好きでいるだけで幸せだったんだ。揃いのイヤリングを買って、つけて、満足してたんだ。なんでこうなったの、なんでこんなにかなしいの、なんで、くるしくて、でも誰も責められないじゃんか

気持ち悪いんだよ
偽装彼氏だのなんだのしたあの女も、ラインで告白してきた男を裏でさんざん悪口いうのも、好きだっただけじゃんか。なんでそんな風にいうの、なんでそんな風に言えるの。裏で笑って、そのたびわたしの思いはって

5年前と同じだよね、勝手に期待して、織はわたしを嫌わないって。でもさ、結局、5年前も今も、好きなひとの特別なんかじゃなかった

週に1度か2度しか会えないのに、今週会えなかったなあ

自分があの女に劣ってるからこんなに苦しいのかな、友達だったあの女を嫌ってまで好きになったのに、こんな、こんなのって。友達も好きなひとも、ぜんぶなくしちゃった

誰かを特別に思うのはもうつかれたよ
誰も大切にしてくれないのに、そんな、自分をすり減らしてまで大切にして、何の意味があるの。すり減らしたわたしを誰が作り上げてくれるの

頼る先がどこにもない

苦しいときに呼ぶ名前がひとつもない

期待なんてしない方がいい。特別でもない、ただの、たくさんいる知り合いのなかのひとりで、なにも、なにも最初からなかった

告白しようだなんて、そんな勇気ごみくずだよ。もうこのまんまきっと卒業後は自然と忘れていくんだ。なんでかな、久しぶりにひとを好きになれたのに、こんなことって

織は中学の知り合いといまでも会っていて、それってわたしがあんなこと言わなければわたしもそのなかのひとりであれたのかな。勇気を出して自費で同窓会に行ったのに、織いなかったからね、結局、そういうことだよ、きっと織には二度と会えないんだろうね、いまさら何を弁明するつもりだったんだろう

織も、彼女も、わたしには手の届かないくらい綺麗で可愛くて、笑顔が素敵なんだ。あの笑顔で名前を呼ばれたら、好きにならずにいられなかったんだ

生きてるのがしんどい
集団に属しているのにわたしだけひとりで、そこにいないみたいな。なんでここにいるんだろう、なんで生きてるんだろう。今日はなにひとつ楽しくなかった、楽しいことなんて大学にないけど、大学以外に自分の居場所なんてなくて、結局どこにもいけない

好きにならなきゃよかった