白夜

せかいがいちばんただしいとおもう生き方

zecho*emotion


わたしの1番好きなコンテンツ、B-PROJECTのアニメ2期が終わったいまわたしが何を頼りに生きているかというと7月発送予定の彼らのフレグランスです

前回の記事からひとつき以上経ちました
就活はじまってたーいへん!て感じ

大変なんですよ。いや、全然頑張ってない方なんだけど、でもやっぱり未来が見えなくて自己否定ばかりでつらくなってる。この半年を頑張って生き延びればと思ったけどそれでもつらい。この半年がつらい、死にたくもなる
毎日のように説明会に出掛けてES書いて、お祈りメール貰ったりとか通過できなくて来ないメールボックス見つめ続けたりとか。うへえ、自分なんで生きとんのって思うけど、でも! 大丈夫合わなかっただけ、わたしとあなたが合わなかったたけ。

まあそんなことは置いとこうね、来月からは更に教育実習にも入るのでね、えへへ

まあそんなこんなでB-PROJECTアニメ絶頂エモーション終わりました、いま、さっき、現在(3/30 01:38現在)
倫毘沙くんの誕生日だったからストロングのホワイトサワー飲みたかったのにお店になくてピーチ買って飲んで、アニメ展開に泣きながら観て、で、今。もう今。終わってしまった喪失感と、希望の持てるラストに泣きながらストロング飲んでる、おいしい
まあ酔ってる人間なので、なんも考えずにBちゃん(B-PROJECT)の雑誌をポチって、フレグランスポチって。生きる理由を必死に探してる

なんでこんなにこのコンテンツが好きなのかわからない
でも自分にたくさんの世界を見せてくれたのがこのコンテンツで

オンで友達を作れたのも、同人誌ながら自分の書いたもの本っていう憧れの形にできたのも、B-PROJECTがあったからなんだよね。新しくて尊くて、自分を好きになることができたコンテンツでもある。好きにならずにいられないよね

ひとつき空いたから唐突に書こうと思って書いてるけど酔っぱらってるから無理ゲーだった説はある

まあそのノリで雑誌とフレグランス(香水)x2をポチってしまったので13000くらいをやってもうた。後悔はない。7月くらいにフレグランスが6本届くけど笑わないで。推しがモチーフのフレグランスがあるならみんな買うでしょう?
急にオタクノリ前回で記事書いてしまって申し訳ないです。大学生で収入はバイト代くらいのもんだけど、そこそこの社畜なので◯時間働いたら買えるじゃん!くらいのノリでいっつもポチってる。そろそろクレカ手放した方がいいんじゃない?

 

そういや春コミ、めちゃくちゃ楽しかった
ここ二次のアカウント繋げてないから言えるけど、メインは40発注かけて30くらいさばけた。値段は800。嬉しかったなあ、単純に。文字を書くのが大好きで、でもその弊害も味わってきて、それでも好きだと言ってくれるひとがいた。大きく言い過ぎかもしれないけど、好きだって言ってくれるひとがいた。自分の二次活動には自信過剰なクズだから、数値として見えるとやっぱ安心できるんだよね

酔いがまわってきたからそろそろ寝ます
就活がんばります
死にたくなっても推しのために生きます

B-PROJECT絶頂エモーション、3ヶ月間お疲れさまでした。これからもずっと大好きです。大好き、ずっと好き。だからこれからも追い続けられるコンテンツで、存在でいてください。和南くん大好き、幸せにしてくれてありがとう、あなたの幸せを願っています。


つよく生きるよ!
しあわせな3ヶ月をありがとう!

petty.8

生きるのにつらくもないけど楽しくもない


もう1月も終わりになりますがあけましておめでとうございます~~今年もよろしくお願いいたします

2月にはとまんくんの写真集お渡し会と涼くんのバースデイベント。3月にはTHRIVEの単独ライブとハムレットの円盤リリイベが決まってるので頑張って就活と教員採用試験がんばります、きっとがんばれます
特に話すことがないけどとりあえず記事更新しなきゃって思って。なーにはなそう。なんにもない年越しだったし、ほんと書くことない。

とりあえずええと、髪切って染めてきた、また。
3月から就活解禁だし4月から教育実習あるからトーン落とさなきゃいけない。んだけど、それなら今のうちにと10トーンまであげてきた。黒染めじゃなくて許される暗めの髪色ってなんかあるかな?黒い方が顔色悪く見えるし雰囲気暗くなるし嫌なんだけどなあ

でもとりあえず2月までは明るくしときたいです
春コミにサークル参加するんですけど、大学生~~ていう幼さをばれたくない。お洋服も考えねばならん

さっき写真をTwitterinstagramにのっけたら好評でした。違う写真載っけとく。地元の友達に垢抜けたキラキラ女子と言われたので、頑張って垢抜けようと思う。そのためには痩せましょう、痩せたいです、といいつつ晩酌が……だな……………

いま好きな女の子たち、もちこさんとやねちゃんとかてぃちゃんです。ので、髪型のオーダー出すときもちこさんの写真を見せてます。骨格の違いからまんまは無理だけどカットの仕方で寄せるね!て担当の美容師さんが頑張って再現してくれました。新しい美容室なんだけどおしゃれだし居心地いいしでお気に入り。

レポートに追われてるけど唐突に観たくなったのでハリーポッターを賢者の石から観始めました~~

 


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Hamlet

メモ書きに残したまま更新し損ねてたようなのでもったいない精神で更新。どうやら観劇当日の10/3に書いたものみたいです。ちなみに10/1には青年館ホールにて加藤和樹主演のミュージカル「タイタニック」を観ました。

以下、記事。

 

 

生きるべきか死ぬべきか
それが問題だ


ということで、一昨日に引き続き(引き続き?)SP/ACE projectのCasual Meets ShakespeareハムレットSC」のS(シリアス)を観に、ラゾーナ川崎プラザソルに行って来ました

シェイクスピアハムレット

四代悲劇に数えられる、とっても有名な演目。
わたしはうーん、恥ずかしながら読んだことも観たこともなかった。シェイクスピアで読んだことがあるのはテンペスト真夏の夜の夢ロミオとジュリエット。まあどの作品もシェイクスピアに書かれている以上有名だけれど、ハムレットは上記の一説を含め、ロミオとジュリエットと張るくらい有名なんじゃないかなあと思う、私的見解。

大体のあらすじ知らなきゃ勿体ない、てことでウィキペディアさんのお世話になって把握。簡単に言えば、デンマーク王子ハムレットが、父を殺し母を奪い王位を簒奪した叔父を討ち、復讐を果たす(ウィキペディアより引用)、そんなお話。

こう、身内のいざこざって地獄だよね。
ウチもおかしな家なのでまあ親族一同どうかしてるんだけど、ま~~地獄。よく一家離散してないなあって思うくらい。わたしが就職したら離散しそうだけどねえ。

そんなことはまあいい。

で、そんなうすぐらぁいお話をカジュアルミーツの名のとおり「普段着でシェイクスピアを」というコンセプトのもと、現代に上演することを前提にされたシリーズ、のひとつとして、SC(シリアス・コメディ)のふたつにわけての「ハムレット」でした。
そのシリアスを観劇。
シリアスのハムレットを演じるのはわたしの推し、田口涼くんです。

涼くんは、2次元の最推しを演じてくれた役者さんで、B-PROJECT on STAGE以降今回と同じSP/ACE projectの「アリスの愛はどこにある?」と演技を見るのは今回で3回目。
彼はわたしの最推し像と解釈違いなしに演じてくれて、本当に最推しが生きてる!みたいな。だから大好きで、今日も観に行けて本当によかった。

で、今日な、席がな、
2列目の!!!花道横!!!!!!

まあハコが200+2列、くらいで小さいのはあったけどアフタートークショー付きの回だったから死ぬ気で取った。死ぬ気で取ったら取れた、まじで近い意味わかんない。

どきどきしながら、どきどきしながら待ってたら前説の方が出てきて。まあ普通に面白くて。始まるんだなあってどきどきしてたら始まりました。


…普通にネタバレんぬ…


圧倒的涼くんの演技力。

先王の亡霊の噂、そして新王の戴冠式から始まるんだけど、父の死んだそのひとつき後に義弟と籍をいれた母親への憤りみたいなものがすごくて。国のため、と言われると何も言えず頷くしかないハムレットが痛々しかった。

父の亡霊の噂を聞き会いに行ったハムレットは自らを殺した男への復讐を、との言葉を聞き、叔父への復讐を心に決めた。

父の死への悲しみと母の裏切りへの衝撃と叔父への憎しみと。様々な感情に振り回されるハムレットを、涼くんの演技の振り幅で見事に演じきってたなあって。狂気の後、親友のホレイショーへ語りかけるところは柔らかな声で、たまらなくなる。

狂ったと称されるハムレットは、恋人であり光であるオフィーリアを遠ざけるために、聞くに耐えぬ罵詈雑言を伝えろとオフィーリアの兄へ言い、やがてひとりになっていく。ホレイショーだけがハムレットのそばにいた。

巻き込みたくない、見ていてほしい。そうホレイショーへ頼んだのちハムレットへ「見ているのは楽そうだけれどたまらなくなる。君にはわからないんだろうな」みたいな台詞をひとりごちるんだけど、そのホレイショーの表情がなんとも言えなくて寂しそうだった。それにしてもホレイショー顔が綺麗やねん。

そしてまあ劇団を呼んでその演目に仕掛けをして、ついに叔父のせいと確信を持つ。一方、母も自らの貞淑のない身ゆえに追い詰められていて、やがてハムレットに責め立てられ揉み合い、「わたしの知る息子はどこへ行ったの」みたいに気を保てなくなるんだけど、ま~~近くで見ててハムレットと母の揉み合いはエロかった。エロかった。

で、まあ新王の忠臣がそこでハムレットに殺され。

イギリス送りになりかけたハムレットはホレイショーの手を借り、友人を見捨ててまで国に居残り、けれどオフィーリアの死を知る。でもオフィーリアも愛する人に「尼寺へ行け(売春をしろ)」と言われたり父さんが死んだりすればそりゃあ病む。しんどい。しんどい。

オフィーリアを演じていた千里ちゃんめっちゃ可愛いの。
アリスのときに主人公のアリスを演じていたんだけれど、今回は本当に純粋可憐な素直にただまっすぐハムレットに恋をするオフィーリアで、可愛くて可愛くて、だから余計痛々しかった。
ふたりをなくしてまるでずっと夢のなかにいるオフィーリアが皆へ花を配るシーンもやるせなさがあってそこで泣いた。

そしてオフィーリアがなくなる。

オフィーリアの兄は加害者への復讐を誓い、やがてハムレットのもとにたどり着く。けれど新王の作った決闘裁判にて騙され、最終的にはハムレットと相討ちとなり命を落とす。
ハムレットの死を悟り自らもと毒入りの杯を傾けたホレイショーにハムレットは、生きてすべてを語ってほしい、との言葉を残して息を引き取った。

結局
ハムレット、オフィーリア、レアティーズ(オフィーリアの兄)、先王、新王、母、ローゼンクランツ(ハムレットの友人)、ギルデンスターン(前同)、ポローニアス(オフィーリアの父)と9人が2時間の演目の中で死んでいった。すごいな、すごい悲劇だ。

さっきも書いたけど、涼くんのね、演技の振り幅がすごいの。冷めた感じや柔らかさからの激情を抑えきれない様子。まるで業火に焼かれるようなあの苦しさ。

あとは衣装がとっても素敵だった。いろんなお洋服の継ぎはぎで、美しい衣装だった。オフィーリアのメイドのお靴が一番好き。

あとね、アリスで大好きだった新原美波さんが出てて、衣装がもう凄く可愛くて大人っぽくて、あんなお姉さんが大好き……!てなってた。


ふたつ、好きだった台詞を。


「行動が意思を決定し、その意思が次の行動を決定する」

「習慣は俺たちの天性さえも変える」

 

うまく言えないけれど、美しく繊細で、綺麗で、悲しくて、苦しくて、でもそれが人間なのだということかな。シェイクスピアを久しぶりに読みたくなって帰りにそのままハムレットを購入してきました。時間をつくって読みたいけれどそんな暇あるかな、学祭後かな。

1日のタイタニックに3日のハムレット。悲劇ばかりを続けて見てきました。
わたし、推しの俳優が出るからって理由でしかまだ舞台やミュージカルを観に行ってないけれど、そろそろ演目や演出家、脚本で選んでみるのも楽しそう。ああいう生の緊張感はきっとわたしの生きてきたクラシック音楽の世界と同じで、その瞬間そこで行われるから人はこんなに感動するんだろうね。


【追記 12/23】

来年3月の、ハムレットSC円盤リリイベ当選したのでたのしみです

new me

彼女のことで数えられないほど苦しんできたけど、たった少しのことで幸せになれるから好きでいるのをやめられない

 

前回の記事からひとつき、ということで……ほんとに特に書くことない

11月は労働月、ということで大学と長期の飲食バイトと、追加で短期の巫女助勤をした。大学入ってから三年目の巫女だったんだけど毎年覚え直しになるのつらい、覚えとけよ自分

七五三だから、なんだけどまあ憧れだったんだよね、巫女。
着たいじゃん巫女の緋袴。
おかげさまで袴は簡単に着れるようになったし、神社の方とも仲良くできて、コミュ力も養われるしお給金も来るしで最高なんだけどね、ただ労働しんどい

で、まあそのひとつきがようやく終わって、今日ひとつきぶりの休日でした。ということで巫女のために伸ばした髪を切り、ついでに髪を染めてきた

初、ヘアカラー

バージンへアを殴り捨ててきた。アッシュグレー希望だけどまあ初めてだったから、ブリーチなしでいま一番出来る強さでアッシュいれてもらって、いい感じの8トーンの茶髪。段々希望の髪色に寄せていこうね~~った新しい美容室の可愛いお姉さんと打ち合わせて終わった。
言うて教育実習行くから4月にトーン落とさなきゃなんないけど。教員なるならもう明るめできないのかな、つらいな、聖ちゃん茶髪じゃんね


で、染めて、ショートボブに戻して、前髪作って。
最初に、偶然、彼女に会ったの。嬉しくてたまんなくて。

あのね、ピアス開けたときも一番に会ったのが彼女だったの。いつだって何か新しいことをしたときに彼女に一番に会えるのがたまらなく嬉しい。新しい自分を一番に見てもらえる。それがまた偶然なんだから最高じゃん

彼女に恋人ができてもうひとつきなわけだけど、それでも好きなのは変わらない。苦しくて不機嫌でいても意味はないし、それならせめて居心地のいい友人ではありたい

がんばろうね、新しい自分。


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加工してるから実際の色み違うけど

no name

ついに、彼氏ができたってさ


そんな脈絡ひとつもなかった。あの嫌いな女も今日はいなくて、だから隣の席に座れて、お話できて最高だったの。大好きな子だから。それだけで嬉しかったの。

それなのに唐突に、わたしが触れないようにしてたtwitterのアカウントを見せられて、この質問面白かったの!てはやりの質問箱見せられて、身内ネタで誰からかもわかってるみたいだけどわたし知らなくて。笑ってごまかしてたら、そういや鍵かけようかなあとか言いだして。なんでって聞いたら、

「彼氏ができたんだけどね、このアカウント(触れないようにしてたやつ)は繋がってるけど、ここで◯◯(嫌いな女)とリプ送りあってると趣味アカウントまでばれちゃうし。まあばれていいけどね」

だって。え?って。彼氏できた、のところで言葉につまっておめでとうってだけ言ったら「それはまあどうでもよくて」とか言ってて。わたしにとってはどうでもよくないし、この話しなかったら彼氏できたことさえ言わなかったんだろうなって。もうわかんなくなって。
いや、できるかもって話も人伝で、できたこともこんな軽く言われて、わたしってあの子のなかじゃその程度なんだなって。
授業中なのに泣きそうになったし、そのあと嫌いな女も来るし、わたしを挟んで話したりするし、わたしの知らないアカウントでリプ送りあうし、もうなんなの、なんでわたしこんなとこにいるの


そもそも触れないようにしてたアカウントってやつ、前一度フォローされてたから知ってるけど、ブロ解されたかフォロー外されたかしたから触れないようにしてた。繋がられたくないんだろうなって思ってた。フォロバしたかは覚えてない。
まああの子のもうひとつの趣味のアカウントなんだけど、まああの嫌いな女と繋がってるし。他の子とも繋がってるから、結局またわたしだけはぶられてるんやなって
はぶられることはよくあったらいいんだけど、なんで好きな子にそうされなきゃいけないのかな、よくわかんない、嫌われてるのかな

嫌われてるのかな

 

織以来の失恋だから茫然としてしまってもううまく話せない。はなからわかってたんだし、でも好きだったことも失恋したことだって誰にも誰にも言えないままで、あの幸せな感情すべて幻みたいな気がして、どうしたらいいのかな
あの子も嫌いな女もいつめんとか言う笑えるグループのなかにいるから愚痴もなにも言えないし

わたしきっと全部なにも知らないんだ
あの子が告白されたことも、あの子が大変なことになってたのも、こうして彼氏ができたことさえ、きっかけがなければ知らないままだった。
他の子もなにか大変らしいけど、大変らしいよとか匂わされてなにも教えてはくれなかったし。わたしだって大変なのにとか思うけど何も言わなけりゃ無いも同然だもんね

だから、誰も信用できなくなっていく
信用してたのに、わからなくなるじゃん

もうぜんぶやだよ、捨てちゃいたい
ひとりでどっかに消えて、もうなくなりたい

ほんとうにきっとぜんぶ夢だったんだ、幻だったんだ。かつての親友と呼んだ女を嫌うこともなくて、かわいいあの子を友達として好きでいられて、みんなを嫌うこともなくて、信用し続けてる。そう、それならいいんだよ、それならこんな思いしなくて済んだ

かつて好きになりかけたあいつも彼氏と花火大会に行ったって話を後日聞かされる

自分がまるでいないみたいな、そんな感覚何度味わったってなれないしそれならもう放っておいてよ、来ないでよ

family

自傷の傷痕を「気持ち悪くなどない。それだけつらい想いをし続けて、耐え抜いてきた証なのだ」と書かれていて不意に泣いてしまった。自分でもうまく消化できなかったものが、ようやく認められた気がした。

「ファーストラヴ」島本理生

直木賞を受賞した作品。ナラタージュの映画化でさらに一躍話題になった島本理生さん、前から好きなんだよね。きっかけは2013年に古本屋で入手したナラタージュ。買ってしばらく読まないままいたんだけど、かつて好きだった子と仲違いした頃に空いた時間に読んだ。タイミングがタイミングだったこともあって悲しく響いて、バイブルみたいになった。
詳しくは前のブログに書いてたんだけどもう消しちゃったからなあ……。ナラタージュはまた読み返したい作品、というか1年に1度は読み返す作品。1番好きで、1番大切な作品。
ですがまあ映画は観てません。ごめんね潤くん……潤くんの葉山先生きっと最高なんだろうけど私の思い描いてた葉山先生とすこーし違ったんだなあ……。円盤なってるしそろそろ借りて観ます。潤くんの葉山先生と架純ちゃんの泉もちゃんと受け止めるし、もちろん観たい、楽しみ

iPadで書いてるから文章長いけどごめん。
そして普通にネタバレ。自己体験も書いてるからクソつまらん。

で、今回のファーストラヴは直木賞を獲る前に買ってたんだけど、なかなか時間がなくて、単行本だったこともあって持ち歩きも難しく、ようやく読み始めて、つい先程読み終わりました。
まああらすじがまず衝撃的で目を引くよね。

「「動機はそちらで見つけてください」父親を刺殺した容疑で逮捕された女子大生・聖山環菜の挑発的な台詞が世間をにぎわせていた。臨床心理士の真壁由紀は、この事件を題材としたノンフィクションの執筆を依頼され、環菜やその周辺の人々と面会を重ねていくが……」

て感じなんですけど。
表紙の女の子を見た感じ環菜ちゃんが主人公だと思ってたんだけど、主人公は由紀で。あんな挑発的なことを言った環菜ちゃんは不安定で、本人さえ殺した理由がわからない。そして彼女の弁護人に選ばれたのは由紀の夫である我聞の弟である迦葉だった。メインは由紀、環菜、迦葉の3人で、家族や友人などを通して事件の真実、そして環菜ちゃんの本当の心を探していくお話だった。

ここでどうしてわたしが理生さんの作品が好きかのアピールポイント(?)

まず島本理生さんの生み出す男性は誰もがみんな魅力的なんだよね。葉山先生をはじめ、今回の迦葉や我聞、「波打ち際の蛍」の蛍、「あられもない祈り」のあなた、「イノセント」の歓、などどの作品にも必ずひとりは魅力的な男性がいる。まあこのみりょくてき、というのは完全に私見だし、一概にそうとも言えないのだけれどね。
私の好きなのが、うつくしく深い包容力があるけれど、どこか影を背負った繊細な男性、なにで理生さんの書く男性は私の好みぴったりなの! というか、多分危うげなひとには皆、好きになったり付き合ったりするかは置いといて惹かれはするんじゃないのかな?

次に、また登場人物になってしまうんだけど、どこか欠けた人間しかいないっていうところ。小説だからこそ完璧な人がいてもいいじゃんっても思うけど、でもそれだとリアリティみたいなものがないというか。現実世界を生きてる人間に完璧な人なんてほとんどいなくて誰かしらみんな傷や痛み、悪を抱いて欠けたまま生きてる、と思うので、こうして小説でもそういう人たちがいると感情移入しやすいのかなあ。登場人物で苦しんでいる人がいると、ここが足りないんだよね、わかる、わたしもここが足りないからわからなくて苦しむんだよねって思っちゃう。

あと皆が皆ハッピーエンドじゃ終わらないところ。わたしが好きな作品は「ナラタージュ」「あられもない祈り」「Red」「イノセント」なんだけど、まあどのくらいがハッピーエンドなんだろうね。なんというか、俗に言うメリバが多いよなあって思う。
わたしいろいろ創作もしてるんだけど、一度もらった感想に「ただの幸せでは終わらない作品もあるけれど、心が洗われる」とあって。自分のお話がそこまで出来ているとは思わないけど、理生さんの作品は言葉にするならまさにそうなんだよね。幸福という形には至らなくても、望んだ形ではなかろうが、救いという光が待っているような結末が多い。

二人称の使い方が好きです!!!!!
ここに関してはリアリティとは別の話になっちゃうけど、普段では使わない「あなた」や「きみ」って呼びかけるのがめちゃくちゃ好きなんですよお……。そこに少しの透明感を孕んでいて、それが魅力的な人物像を作り上げるのかなあ。

てな感じです、島本理生作品の推しポイント。
すでに長い。

ファーストラヴ、まだ1回しか読んでないから色々言うには難しいんだけど、とにかく家族っていろんな形があって、人がどう育つかはそこに掛かっているのに、家族というのは密閉空間であるために子供は親の育て方しか知らず育つんだよなって。
よそはよそ、うちはうち、って言葉があるけど、それの極限化みたいな感じだった。欠陥家族に育てられたのが上記の由紀、迦葉、環菜で、そこからふたりで逃げ出したのに噛み合わなかった由紀と迦葉、逃げ出せず抑圧されたままに父親を殺してしまった環菜。
怖いなあって思った。
うちも大概どうかという家族なんだけど、兄は普通に院まで行ってちゃんと仕事してるし、わたしも高額な学費を払ってもらって大学も三年目を過ごしてる。まあ卒業後には奨学金という地獄の返済があるんだけど。さくっと返済して結婚したいけどそう簡単に返せる額じゃねえんだわ。まあそんなのよくて、そう、家族って他の家族を知らない限り普通かどうかの見極めって難しいんだよね。
そして家族に幼い頃から強いられることって習慣になって常識になってしまうから、大人になってからしかわからない。怖いことだよね、それって。だからきっと近所づきあいとか学校の先生とか、関わることのできる外の大人がある程度関わって見ていくべきなのかなあとは感じた。

個人的に、好きになるタイプは迦葉で結婚したいタイプは我聞です。
最後のシーンの我聞さん愛しさしか湧かないんだけど……由紀が正しい選択をしていてよかったって思った。いや、あの、我聞さんが大学に来たときの迦葉がめっちゃしんどかったけどね。目から色が消えるってほんとそりゃそうだ。

結婚かあ。
誰とも付き合ったことのないわたしがどう結婚相手を見つけるんだって話はあるんですけど、包容力があってこんなわたしを好きだって言ってくれるなら、まあそんな人がいいかなあって思ってる。出会いはどこ。

でも悲しかったのは、自傷持ちの環菜を非難してた母親がかつて自傷していて、それを気持ち悪いと言っていたところ。結局理解してくれる人間が近くにいない限り、自分自身でも理解することはできないんじゃないのかな。
誰かを非難する人間でさえそうして傷を抱えてる、て思うと人を簡単に嫌ってはいけないし、内情を理解せずに決めつけるのはあまりにもしてはいけないことだと反省。

もう自傷はしてません。けど二十歳を越したのをいいことに酒飲んで煙草吸ってます、それが自傷代わりになってます。どうなんだろうね、これ。
自傷のはなし、あんまり詳しくしたことないよね、ここで。
小学5年生(10年前か、まじか)のときに当時好きだった親友と一緒に始めたのがきっかけ。ほら、病んでるのって特別感あってかっこいいよね!てなるお年頃で。で、その親友はとくに傷も残らず癖にもならず通り過ぎたんだけど、わたしはそうはいかなかったんだな。最初は手首に薄くしていたから残らなかったけど、その後数年間、自罰の意味で跡が残るように切り始めちゃって。結局左腕と左足首、太腿に跡が残ってる。母親にはばれたし、理解はされなかったけど叱られて、でも苦しくなるたびに誰かを傷つけるたびに自罰してたらそれだけ残っちゃった。
で、上京してからはブロンでODしてた。金のかかる自傷だよねえ。まあそれも軽度の心臓病発病してやめてるんだけど。
で、二十歳を越して現在、と。まともに生きたくてたまらん。

自己体験の話が長くなってしまったけど、まあとにかく読了です、やったね。次は何読むかなあと考えてはいるけど、なかなか。2月に二次創作でイベント出るのが決定したので原稿やべえなって感じ、だけどインプットしないと無理じゃん。
ハムレットをぼんやりゆっくり読み始めてはいる、ので適当に読んでない本を引っ張り出してこようかな。こう、シェイクスピアみたいな古典小説は現代小説と一緒に読まないと頭が痛くなっちゃう。

久しぶりにこんなに長い日記書いたよ。
先週言ったように禁酒明けに飲みまくったら肝臓が強くなったのか、ビール500mlじゃ全然酔わなくなったから全然楽しくないよ。これ書きながら1缶ほしたけど全然酔ってない悲しい。ストロングに頼ってたところはあったしねえ。

それじゃあまあ、おやすみなさい。
この記事読んでる方いたらとりあえずナラタージュから読んでみようね。

fragrance

学祭おわり。
禁酒明けの打ち上げでビール飲みまくったうえに帰ってまたビール飲んだから翌日は一日中ベッドにいた。大学生の飲みの場なので人のグラス奪いまくって人の煙草を奪いまくる(煙草は訊いた)迷惑な酔っぱらいやって、ほぼシラフの後輩に絡みまくる面倒くさい先輩をやってきた。

後輩ちゃんたちみーんな可愛くて。

可愛がりたい女の子がふたりくらいいて、最高に可愛い男の子がふたりいた。ひとりの男の子は舌にピアス開けてて、見せてって言ったらべってしてくれるの。めちゃくちゃ可愛い。

友達いなくてしんどい実行委員だったんだけど、でもこうして終わってみたら3年間で1番楽しい学祭だった。学祭明けの今日、後輩ちゃんたちが会ったら挨拶してくれるの。後輩に慕われたことなんてないからもう可愛くって仕方ないよ。

大学の喫煙所、ウェイが多いから人のいない夜にしか入ってなかったんだけど、そのとき会った同級生男子にきちんとわたしのこと認識されてて。こう、人前で全然吸わないからみんなに驚かれたし、高校からの知り合いには驚愕されてさ。え、吸っちゃ駄目だよぉ……て言われた(♂)。でもそこでその同級生男子だけが知ってたからなんか面白かった。
大学で吸わないのは、友達がみんな比較的嫌煙家だからなんだけどねえ。


まあそんなこんなで楽しい学祭でした。

 

今日、彼女と友からふたりあわせてのプレゼントをいただいた。可愛い可愛い、ルームフレグランスディフューザー。こういうの買う人間じゃなかったから普通に嬉しい、めちゃくちゃ嬉しい。

香りものってみんな好み分かれるからあまり贈り物にしないんだけど、だから余計に好みぴったりの香りをいただくと感動する。さすがわたしのこと分かってるんだなあって。

甘めのやさしい香りと
ユニコーンのパッケージ。

部屋がしっかり匂いに満たされていって、それだけでどきどきしちゃう。好きな人からもらう物って、こんなに、わたしを幸福にしてくれる。
この匂いに合うお部屋にしたくて、今日はお部屋のお掃除頑張っちゃった。まあ1週間おうちのこと出来なかったから、仕方なくしたところもあったんだけど。

あしたはバイト、と思ってたらバイトなかった。
3限行ったらそのあしで夏とパフェを食べに行ってくる。甘党仲間の夏ちゃんはわたしの大好きな友人。学祭でストレスフルなわたしが誘ったらすぐ行く! って言ってくれたんだぁ。
だからとりあえず、あした午前中家事もろもろ終わったらどこかのカフェでお昼とって、授業受けて夏とパフェ。完璧。


今日はとっても幸せな夢を見られそう。
甘くて甘くて、彼女の香りに少し似てる。

 


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